【FF名曲】ゲーム音楽の枠を超えた傑作たち！心に響くファイナルファンタジーの名曲をシーン別に厳選紹介

本記事では、数あるFFシリーズの名曲の中から、絶対に聴いておくべき傑作を厳選。「感動・泣ける」「テンションが上がる戦闘曲」「壮大なテーマ曲」というシーン別に紹介します。さらに、なぜFFの音楽はこれほどまでに私たちの心を掴むのか、その魅力の秘密や、もっと深く音楽を楽しむための方法まで徹底解説。

この記事を読めば、FFの名曲の魅力を再発見できるだけでなく、ゲームをプレイしたことのない方でも、その世界に引き込まれること間違いなしです。

【シーン別】心に刻まれるファイナルファンタジーの名曲10選

数々の名曲の中から、特に人気の高い楽曲をシーン別に分けてご紹介します。NHKが2020年に実施した「全ファイナルファンタジー大投票」の結果も参考に、多くのファンに愛される楽曲をピックアップしました。

感動・泣ける名曲

切ない物語やキャラクターの心情に寄り添い、多くのプレイヤーの涙を誘った珠玉のメロディです。

◆特に聴いてほしい一曲：ザナルカンドにて (FF10)

FF10のオープニングを飾るこのピアノ曲は、多くのファンに「FF史上最も泣ける曲」として挙げられます。物語の始まりで流れるこの曲が、実は物語の終着点を描いているという構成の見事さ。穏やかで美しい旋律の中に宿る、どうしようもない切なさが胸を打ちます。

テンションが上がる！人気の戦闘曲

引用元

手に汗握るバトルを最高潮に盛り上げる、アップテンポでかっこいい戦闘BGMです。

冒険心をくすぐる壮大なテーマ曲

果てしない世界への旅立ちや、仲間との出会いを彩る、希望に満ちたメロディです。

なぜFFの音楽は心を掴むのか？3つの魅力

単なるゲームBGMにとどまらず、一つの音楽作品として高い評価を受けるFFサウンド。その魅力の源泉はどこにあるのでしょうか。

• １. 天才作曲家たちの存在FF音楽を語る上で欠かせないのが、”ノビヨ師匠”の愛称で親しまれる植松伸夫氏の存在です。初期からFF10まで多くの楽曲を手がけ、クラシックの素養をベースにロックや民族音楽など多様なジャンルを取り入れた彼のメロディは、FFの世界観そのものを創り上げました。
  近年では、「FF14」の祖堅正慶氏、「FF15」の下村陽子氏など、才能あふれるコンポーザーたちが新たなFFサウンドを生み出し、ファンを魅了し続けています。
• ２. 物語と音楽の完璧なシンクロFFの音楽は、常に物語と深く結びついています。「エアリスのテーマ」が流れるだけで、彼女の笑顔や悲劇的なシーンが鮮明に思い出されるように、BGMがキャラクターの心情や物語の核心を雄弁に物語ります。この音楽と物語の完璧な融合が、プレイヤーに深い没入感と感動を与えているのです。
• ３. ジャンルを超えた音楽的多様性荘厳なオーケストラから激しいロック、心安らぐピアノソロ、果てはラテン語のコーラスまで、FFの楽曲は非常に多彩です。このジャンルの幅広さが、ファンタジーという壮大な世界の多様性を見事に表現し、聴く者を飽きさせません。

もっと楽しむ！FF名曲の様々な聴き方

ゲームをプレイする以外にも、FFの音楽を深く楽しむ方法はたくさんあります。

• オリジナル・サウンドトラック（OST）まずは定番のサントラから。最新作『FINAL FANTASY VII REBIRTH』や、不朽の名作『FINAL FANTASY X』など、各シリーズの楽曲を網羅したアルバムが発売されています。音楽配信サービス（Apple Music, Spotifyなど）でも手軽に聴くことができます。
• オーケストラコンサートFFの音楽をフルオーケストラの生演奏で楽しめるコンサート「Distant Worlds」が世界中で開催されています。巨大スクリーンに映し出されるゲーム映像と共に聴く名曲の数々は、まさに鳥肌もの。特別な体験をしたい方には絶対におすすめです。
• アレンジアルバム原曲とはまた違った魅力を発見できるのがアレンジアルバムです。優雅な「ピアノ・コレクションズ」や、迫力ある「ブラス・デ・ブラボー（吹奏楽アレンジ）」など、様々なシリーズが展開されています。お気に入りの一曲を、異なるアレンジで聴き比べてみるのも一興です。