【なぜ?】「ラブブ」ブーム急失速、製造元ポップマートの株価は9%急落。SNSでは「作られたブームだった」との声が噴出
情報によると
一時期、大きな話題を呼んだ中国発の人気キャラクター「ラブブ」。しかし、その熱狂的なブームが急速に失速し、製造元である「ポップマート・インターナショナル・グループ」の株価が香港市場で一時9%急落、時価総額が大幅に減少したことが報じられ、大きな波紋を広げています。
爆発的な人気を見せているかに思われたラブブに、一体何が起きているのでしょうか。SNS上にあふれるユーザーの声を元に、ブーム失速の背景を探ります。
SNSで渦巻く「作られたブーム」説
今回の株価急落のニュースを受け、X(旧Twitter)などのSNSでは「やはり」「当然の結果」といった冷静な反応が目立ちます。多くのユーザーが指摘しているのが、今回のブームが自然発生的なものではなく、メディアやインフルエンサーによって「作られたブーム」だったのではないか、という疑惑です。
「作られたブームだから終わるのも早い」
「オールドメディアがブームを捏造しようと躍起になっていた」
「金渡されて宣伝してるインフルエンサーの真似っ子がミーハーしか買わないからね」
これらの声は、ブームの裏にあった強力なプロモーション活動を指摘しています。実際、「テニスのUSオープンで、大坂なおみ選手が宣伝していたのが謎だった」といった具体的な証言もあり、一部のユーザーは当初からこのブームに違和感を抱いていたようです。
「本物のカワイイ」との比較と厳しい評価

ブームが長続きしなかったもう一つの理由として、キャラクター自体のデザインに対する厳しい評価も挙げられています。
「どこが可愛いのか全くわからなかった」
「歯はすきっ歯だし、顔は意地悪そうだし」
といった辛辣な意見と共に、多くのユーザーが比較対象として挙げたのが、サンリオ、ポケモン、ちいかわといった、日本で長年愛され続けているキャラクターたちです。
「サンリオの黄色いデブの方がはるかに可愛いし格が違うやろ」
「サンリオ、ポケモン、ちいかわみたいな本物のKawaiiには勝てんよ」
これらの意見は、一時的な流行や宣伝量だけでは超えられない、「心から可愛いと思える」という本質的な魅力の差が存在することを示唆しています。
結論:ブームと人気の違い
SNS上の反応を総合すると、「ラブブ」ブームの急失速は、「一過性のブーム」と「持続的な人気」の違いを浮彫りにした事例と言えるでしょう。
強力なマーケティングによって短期的な話題を作ることは可能ですが、それが消費者の心に深く根付き、長期的なファンを獲得できるかどうかは、キャラクターが持つ本来の魅力にかかっています。「人気のわりに実物を見たことがない」「最初から始まってすらいない」といった声が多かったことからも、今回のブームが一部の熱狂に留まり、社会全体を巻き込む「本物の人気」には至らなかった様子が伺えます。
今回の出来事は、キャラクタービジネスにおけるマーケティングの力と、その限界を示す象徴的なケースとして記憶されるかもしれません。
みんなの反応
- やっぱりな、という感想しかない。そもそも周りで流行ってる気配がなかった。
- サンリオやちいかわの可愛さは本物。作られたブームでは勝てない。
- テレビで必死に流行らせようとしてるのを見て、逆に冷めてしまった。
- 歯が苦手だったから、正直ちょっとホッとしてる。
- インフルエンサーがお金をもらって宣伝してただけ、という印象が強い。
- 終了じゃなくて、最初から始まってもいなかったのでは?
- 株価が9%も落ちるって相当だな…。ブームに乗りすぎた反動か。
- 大坂なおみ選手が宣伝してたのは本当に謎だった。テニスと何の関係が…。
- これを機に、メディアが無理やりブームを作る風潮がなくなればいいのに。
- 結局、本当に良いもの、可愛いものだけが長く生き残るってことだね。
