【祝40周年】もっとマリオが好きになる!語り継がれる40の小ネタと都市伝説
1985年にファミリーコンピュータで登場した『スーパーマリオブラザーズ』。2025年、ついに40周年を迎えるこの偉大なシリーズには、数え切れないほどの作品と、そしてたくさんの「小ネタ」や「都市伝説」が隠されています。
今回はそんな、マリオの世界をさらに深く味わうための40の逸話をご紹介します。あなたが信じていた思い出は、どんな物語に繋がっているでしょうか。
🎮 初代『スーパーマリオブラザーズ』の記憶
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1. 最初のクリボーに込められた意味
1-1で最初に出会うクリボー。実はあれ、プレイヤーに「敵は踏むか、ジャンプで避ける」というゲームの基本を自然に学ばせるため、計算され尽くして配置されているんです。
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2. 残された「無限1UP」
階段で甲羅を連続で踏み続ける「無限1UP」。これは開発中に見つかったバグでしたが、「プレイヤーが喜ぶから」という遊び心から、あえて修正されずに仕様として残されたものです。
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3. マリオを動かす「3枚」の絵
マリオの滑らかな走りモーション。2枚の絵だと思われがちですが、実は「静止」「足を開く」「足を閉じる」という3枚の絵の組み合わせで、あの活き活きとした動きを生み出しています。
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4. クッパの正体を見破るファイアボール
ワールド1~7に登場するクッパは、ファイアボールを当て続けると、クリボーなどのザコ敵の姿に戻ります。彼らはクッパの魔法で姿を変えられた偽物だったのです。
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5. BGMと効果音が奏でるハーモニー
ゲームのBGMとコインを取る効果音は、同時に鳴っても不協和音にならないよう、作曲者の近藤浩治氏によって緻密に設計されています。だからこそ、プレイしていてあんなに気持ちがいいのですね。
🌍 世界が愛したマリオ、文化の違い
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6. 海外に存在する「もう一つのスーパーマリオ2」
日本の『スーパーマリオブラザーズ2』は高難易度だったため、海外では別のゲーム『夢工場ドキドキパニック』のキャラクターを差し替えたものが『Super Mario Bros. 2』として発売されました。
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7. 日本版にしか出現しない敵
『スーパーマリオワールド』で土管から発射される「魚雷」(Torpedo Ted)。実はこの敵、海外版では登場しないと言われる、日本のプレイヤーだけが出会えたかもしれないレアキャラです。
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8. マリオ、最初の職業は「大工」
配管工のイメージが強いマリオですが、デビュー作『ドンキーコング』では、舞台が工事現場だったため職業は「大工」でした。土管が登場する『マリオブラザーズ』で、おなじみの配管工へと転職しました。
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9. 90年代、ハリウッドで実写化
1993年に『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』というタイトルで実写映画が公開。その独特すぎる世界観は、今もカルト的な人気を誇っています。
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10. コミックで見せたピーチ姫とのひととき
かつて日本で連載されていた公式漫画では、ゲームでは見られないマリオとピーチ姫のデートシーンなど、二人の仲睦まじい日常が描かれていました。
🏰 『スーパーマリオ64』を巡る冒険と噂
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11. クッパへ続く「無限の階段」
ピーチ城の最上階、最後のクッパステージへと続く階段は、パワースターの数が足りないと登っても登っても進めない、無限ループの仕掛けが施されています。
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12. 開発者も震えたウツボの恐怖
「かいぞくのいりえ」の海底に潜む巨大なウツボ。そのリアルな不気味さは、テストプレイした開発スタッフすら「怖い」と漏らしたほどだったとか。
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13. ポンプの原型となった「放水銃」
『スーパーマリオサンシャイン』での話になりますが、マリオの相棒であるポンプは、開発初期にもっと攻撃的な「放水銃」のようなデザインも検討されていました。
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14. ウサギが「秘密のアイテム」をくれる?
城で走り回るウサギのミップス。彼を捕まえるとデバッグ用のアイテムが手に入る…という噂が広まりましたが、実際に貰えるのはパワースターだけ。腕試しとして挑戦した人も多いのでは?
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15. 「L is Real 2401」ルイージの都市伝説
城の中庭にある星のオブジェに刻まれた謎の文字列「L is Real 2401」。これが「ルイージは本当にいる」という意味だと解釈され、世界中のプレイヤーが血眼になってルイージを探すという一大ムーブメントが起こりました。
🎨 キャラクター誕生の裏側
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16. 初代から夢見たヨッシーの存在
宮本茂氏は初代の頃から「マリオを何かに乗せたい」という構想を持っていました。ハードの性能的な問題で見送られましたが、『スーパーマリオワールド』でついに念願のヨッシーが登場します。
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17. クッパは「牛」と「カメ」のハイブリッド?
宮本茂氏が描いたクッパの初期イラストが牛のようだったため、デザイナーがそれをカメ(すっぽん)をベースに清書。こうして今の威厳ある大魔王のデザインが生まれました。
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18. ヘルメットをかぶっていたかもしれないノコノコ
ノコノコの初期案は、なんとカメではなくヘルメットをかぶったキャラクターでした。「甲羅を踏んで攻撃する」という画期的なアイデアと共に、今のデザインに変更されたのです。
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19. 時代と共に美しくなるピーチ姫
初代のドット絵や説明書のイラストに描かれたピーチ姫は、今の姿とは少し印象が違います。シリーズを重ねるごとにデザインは洗練され、現在の美しい姿になりました。
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20. 恥ずかしがり屋のテレサのモデル
プレイヤーが見ていると恥ずかしがって止まり、背を向けると襲ってくるテレサ。そのユニークな性格は、開発者の手塚卓志氏の奥様がモデルになっていると言われています。
🎵 耳に残る音楽の秘密
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21. 地上と地下、繋がるメロディ
地下BGMは、地上BGMのメロディをモチーフに、ワルツ調にアレンジされたもの。「逆さにした」という噂もありますが、このアレンジこそが、どこか聞き覚えのある不思議な雰囲気の正体です。
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22. 1UPサウンドに隠された「ハードの味」
あのキラキラした1UPの音。実はファミコンの音源の特性上、意図しないノイズ成分が含まれています。それが結果的に、忘れられない特徴的な効果音を生み出しました。
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23. スターがくれたスピード感
スターを取った時の無敵BGMは、プレイヤーを「急げ!」と高揚させるため、意図的にテンポの速い曲になっています。あの曲を聞くと、思わず走り出してしまいますよね。
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24. 似ているようで違う効果音
ファイアボールの音、敵を踏む音、土管に入る音。これらはよく似ていますが、限られた容量の中で同じ音源を少しずつ変化させて作られた「兄弟」のような効果音です。
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25. 全てが繋がる『マリオワールド』の音楽
『スーパーマリオワールド』のBGMは、地上、水中、お化け屋敷など、ほぼ全てがメインテーマのアレンジ曲。だからこそ、ゲーム全体に音楽的な統一感が生まれています。
🕹️ プレイに深みを加える仕掛け
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26. ダッシュ禁止の超絶プレイ
『スーパーマリオブラザーズ』は、Bボタン(ダッシュ)を一切使わずにクリアすることが可能です。ただし、一部のジャンプは神業レベルの精度が求められます。
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27. ちょっと意地悪な隠しブロック
安全な場所だと思ってジャンプしたら頭をゴツン…。開発者いわく、プレイヤーの裏をかくような「意地悪な場所」に、わざと隠しブロックを置いているそうです。
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28. 『スーパーマリオ3』は壮大な舞台演劇
ゲーム開始時に緞帳が上がり、ステージのブロックは背景にネジ止めされているなど、『3』の世界はマリオ一座が演じる「舞台演劇」として演出されています。
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29. マントがくれた「空の自由」
『スーパーマリオワールド』のマント羽根は、『3』のしっぽマリオ以上に自由に、そして長く空を飛べるように設計されました。これにより、探索の楽しさは格段にアップしました。
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30. 水中を表現するサウンド
『スーパーマリオ64』で水に入るとBGMがこもったように聞こえるのは、高音域をカットする特殊なフィルターをかけているから。音で水中のリアルさを表現した見事な演出です。
👾 眠れるデータと都市伝説
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31. 幻の「炎を吐くルイージ」
ゲームには存在しませんが、アーケード版『マリオブラザーズ』の広告用チラシに、なぜか緑色のマリオ(ルイージ)が炎を吐いているイラストが存在します。没になったアイデアの痕跡かもしれません。
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32. 出場しなかったレーサー「カメック」
『マリオカート64』の開発中のバージョンでは、カメックがプレイアブルキャラとして存在していました。製品版ではドンキーコングと交代しましたが、幻のレーサーとして知られています。
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33. 『サンシャイン』に眠る「巨大ヨッシー島」
『スーパーマリオサンシャイン』の内部データには、製品版では使われなかった、巨大なヨッシーの形をしたテスト用の島マップが眠っています。
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34. もっとSFだったかもしれない宇宙船
『スーパーマリオギャラクシー』の「星船マリオ」は、開発初期はもっと機械的でSFチックな宇宙船も検討されていました。最終的に、今の温かみのあるデザインに落ち着きました。
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35. 幻の「バーチャルボーイの国」
『スーパーマリオオデッセイ』には、あの「バーチャルボーイ」をモチーフにした、黒と赤の世界で構成される国のアイデアがありました。公式設定資料集でその姿を少しだけ見ることができます。
💡 プレイヤーが紡いだ物語
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36. マリオは実は悪役だった…?
ファンの間で語られる有名な説。『ドンキーコングJR.』で檻に閉じ込められたドンキーコングと、それを見張るマリオの姿から、「視点を変えればマリオが悪役では?」という考察が生まれました。
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37. ルイージの館に潜む影
『ルイージマンション』で雷が光った瞬間、一瞬だけルイージの影が首を吊っているように見える…という、あまりにも有名なホラー話。ライティングの偶然が生んだ現象ですが、多くのプレイヤーを震え上がらせました。
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38. ワリオはマリオの「影」の存在
マリオの「M」をひっくり返して「W」にした名前を持つワリオ。「マリオの悪い部分を体現した、影のような存在」という考察は、彼のキャラクターをより魅力的にしています。
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39. 公式が仕掛けた「鬼畜ステージ」
『マリオメーカー』では、任天堂のスタッフ自らが作成した超高難易度のコースが配信されることもありました。まさに「公式からの挑戦状」として、多くのプレイヤーを熱くさせました。
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40. ピーチとクッパの「本当の関係」
「なぜクッパはピーチ姫ばかりさらうのか?」「クッパJr.の母親は一体…?」尽きることのない謎は、プレイヤーたちの想像を掻き立て、今も様々な都市伝説を生み続けています。
🎉 おわりに
いかがでしたか?
開発者の遊び心から生まれた仕掛け、ファンによる深い考察や都市伝説。これら全てが、40年という長いスーパーマリオの歴史を彩ってきた大切な物語の一部です。
これらの話を知ると、もう一度コントローラーを握りたくなってきませんか?
これからもマリオの世界から、どんな新しい物語が生まれるのか楽しみですね。
👉 あなたが知っている「マリオの小ネタ」もぜひコメントで教えてください!